童話の広場話題になった童話

2004年1月号

さる・るるる

※出版社の許可を得て掲載しています。無断複製・転載は法律で禁止されています。

作者の五味太郎は1945年、東京生まれ。
桑沢デザイン研究所ID科卒業。 工芸デザイン、グラフィック・デザインの世界を経て、絵本を中心とした創作活動に入り、ユニークかつオリジナリティあふれる作品を数多く発表しています。絵本「かくしたのだあれ」「たべたのだあれ」で1978年度サンケイ児童出版文化賞受賞の他、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。翻訳も手掛けています。

著書は300冊に及び、その独創的な作風は子どもから大人まで幅広いファンを持ち、エネルギッシュな活動は常に注目を集めています。数十冊の絵本が海外でも翻訳出版され、絵本創作以外にも、エッセイ、服飾デザイン、アニメーションビデオ製作など様々な分野で活躍しています。

さる・るるる

五味太郎:著 絵本館 1979年11月初版発行
700円+税 ISBN4-87110-022-7
話題のツボ

この本は、出版から20年以上たった今でも大人気で、2003年4月で50刷となりました。親子二代でファンという読者が多い絵本です。

また、シリーズとして「さる・るるる one more」、「さる・るるるspecial」、カルタ、ビデオ、ぬいぐるみがあり、「ばく・くくく」という本は、英語版もあります。

今年の干支は申(サル)なので、サルの絵本が話題となっています。

この本の読みどころ

さるが朝起きてから、夜寝るまでを「る」で終わる2文字の言葉で綴っています。例えば、さるがりんごの木を蹴るページでは「さる・ける」というように、さるの動作を簡潔に表現しています。

さるのとぼけた表情とリズムのある単語で構成されたこの絵本は、言葉に興味を持ちはじめたお子様はもちろん、大人まで楽しめます。

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