童話の広場話題になった童話

2004年9月号

わにさんどきっ はいしゃさんどきっ

※出版社の許可を得て掲載しています。無断複製・転載は法律で禁止されています。

作者の五味太郎は1945年、東京生まれ。 桑沢デザイン研究所ID科卒業。 工芸デザイン、グラフィック・デザインの世界を経て、絵本を中心とした創作活動に入り、ユニークかつオリジナリティあふれる作品を数多く発表しています。絵本「かくしたのだあれ」「たべたのだあれ」で1978年度サンケイ児童出版文化賞受賞の他、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。翻訳も手掛けています。

著書は300冊に及び、その独創的な作風は子どもから大人まで幅広いファンを持ち、エネルギッシュな活動は常に注目を集めています。数十冊の絵本が海外でも翻訳出版され、絵本創作以外にも、エッセイ、服飾デザイン、アニメーションビデオ製作など様々な分野で活躍しています。

わにさんどきっ はいしゃさんどきっ

五味太郎・作 偕成社 ISBN:4-03-330330-8
1984年1月初版発行 1,050円(税込)
話題のツボ

「歯磨きをしよう」とか「歯は大事」という絵本は、数多くありますが、歯医者さんの気持ちを表現したこのお話は、とても珍しく、出版から20年たった今でも人気の高い絵本です。

愛蔵版として小さい絵本が出版されたり、アニメーションとしてビデオ・DVDが発売されたり、話題となっています。

この本の読みどころ

歯医者さんのところに虫歯になったワニがやってきます。
ワニは歯医者さんが怖くてドキッ、歯医者さんはワニが怖くてドキッ。
微妙に違う両者の気持ちが、同じセリフで展開していきます。
表情豊かな絵とセリフが見事にマッチして、五味ワールドの魅力たっぷりです。

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