2009年12月号
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2008年6月、作者のターシャ テューダーさんが92歳で永眠されました。生涯を通して80冊以上の作品を世の中に送り出しました。古典が中心だった児童文学に新風を吹き込んだターシャさんは、ガーデニングと動物とのナチュラルライフを満喫し、その質素でありながら心豊かな暮らしぶりが多くの人たちの共感を呼びました。本書が、ターシャさんの特集番組の中で紹介されると、「テューダー家のクリスマスの魅力がすべて描かれている」と、たちまち話題になりました。
「ターシャが家族のために…とりわけ10歳の娘のために用意した、みごとなクリスマス、ほんとうにあった話です。」と書いてあるように、本書はターシャさんが子育てをしていた頃のクリスマスまでの1ヵ月の様子を、主人公ベッキーの目を通して描かれています。特別な日を向かえる準備をすべて手作りで行います。クリスマスを迎えるまで4週間、毎日めくるたびに子どもたちの心をドキドキさせるアドベントカレンダー、家族みんなでご馳走や飾りを作ったり、工夫を凝らしたプレゼントの用意など、心弾む時間を過ごします。
クリスマスの伝統的な過ごし方を通して、家族への思いや絆の強さにこころ打たれることでしょう。ターシャさんの暮し方をヒントに家族のつながりを再確認してみてはいかがでしょうか。