童話の広場話題になった童話

2010年1月号

おひさまはいつもあったかいね

※出版社の許可を得て掲載しています。無断複製・転載は法律で禁止されています。

作詩のくさかはるかさんは、2002年、徳島県で生まれました。生後間もなく難病の「グルタル酸血症I型」と診断され、以来、生活のほとんどをベッドの上で過ごしています。07年、難病と闘う決意を込めた詩をつくり始め、これまでに創作した詩は50編以上。はるかさんの詩に心を動かされた方々の協力により、09年2月には徳島で初めての詩と絵の個展が開催されました。

文(添書き)の日下由美さんは、はるかさんのお母さん。はるかさんと一緒に難病と闘っているお母さんの一言が添えられることで、作品をより深く感じることができます。

おひさまはいつもあったかいね―くさかはるか詩集 (大型本)

くさか はるか:詩
日下 由美:文
偕成社 :ISBN:978-4030166103
2009年8月発行 1,470円(税込)
話題のツボ

はるかさんは、20万人に1人という難病と闘いながら心あたたまる詩をつくり続けています。作品には、周囲の人たちを勇気づける力強さがあります。あるきっかけで編集者の目にとまり、はるかさんの詩と絵をつづった詩集の発売が決まりました。闘病生活をおくる中から生まれた優しさあふれる言葉の数々は、マスコミでも取り上げられ大変な反響を呼んでいます。

この本の読みどころ

はるかさんは「グルタル酸血症I型」というたんぱく質を体の中でうまく処理できない難病のため、ほとんど病院のベッドの上で過ごしています。お手紙を書くのが得意なはるかさんは、となりの病室のおともだちに詩や絵をプレゼントしてはげましたり、楽しませたりしています。はるかさんのやさしくあたたかな心から生まれた言葉と絵は、詩集となって病院を飛び出し、たくさんの人たちを勇気づけています。

そんなはるかさんをずっと見つめているお母さんの一言にも注目です。

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