ミーンミーン。夏。わたしは、死にそうで、死にそうで。喉が渇いていた。だれか、助けて……。そんなときに、「彼」が来た。一目ぼれだった。 「彼」は何かを持っていた。そしてわたしに、その何かをくれた。水。今、わたしが一番ほしかったもの。 「これ、いるか?」 そう言って。わたしはごくごく飲んだ。生き返った……、じょうだんじゃなくて本当に。 「ありがとう。」 そう言おうとしたけど、「彼」は、とっとと行ってしまった。明日も会えるかな。会えたらいいな。